告知事項(こくちじこう)
ごく稀に「告知事項あり」という記述がある不動産広告があります。この記述がある場合は、なにかしらの心理的瑕疵が存在することを告げていますので殺人・自殺・火災等の「事故情報」あるいは「周辺環境」、「物件本体」などに関する重要な告知があります。
※不動産取引上で知りえたプライバシーにかかわることは、必要ないのにもかかわらず、むやみに情報を公開してはならないという守秘義務がありますので、広告の段階では詳細な記述はされません。
逆に、その物件が検討対象に入りそうな場合は紹介する段階から、内容をお伝えすることがあります。これは、心理的な瑕疵の内容によっては、検討外になることもあり、買主様に、余計な時間を浪費させて、場合によっては比較検討していた物件を購入し損ねる等の機会損失を与えないようにする為です。
また、この告知事項に関する期間などは特に法律上の定め等は無く、自然死等は告知事項には含みません。
マンションの共用部分や取引対象ではない部屋の場合は情報の取得が難しい場合等があります。
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